修学旅行が近づくと、親が迷うのがお小遣いの金額です。
「みんな、いくら持っていくの?」
「学校の指定が1万円。そのまま1万円札で渡していい?」
この記事では、お小遣いの決め方と、何にいくら使うかの目安、失敗しない持たせ方をまとめました。
結論:まずは学校の「上限額」と「何に使うか」を確認
中学校の修学旅行では、ほとんどの場合、学校がお小遣いの上限を決めています。
しおりや学年だより、保護者説明会の資料を確認しましょう。
ここで大切なのは、金額だけでなくお小遣いに何が含まれるかです。
| 学校の指定 | 金額の考え方 |
|---|---|
| お土産・飲み物だけ | 比較的少なめでOK |
| 班行動の昼食代も含む | 食事の回数分だけ多く必要 |
| 拝観料・交通費も含む | 行き先や班の計画で大きく変わる |
たとえば千葉県白井市の中学校の学年だよりでは、奈良・京都への2泊3日の修学旅行で「お小遣いは17,000円以内」とし、班別行動の昼食代・拝観料・交通費もこの中に含むと案内されていました。
同じ「お小遣い」でも、食事代や交通費が入るかどうかで、必要な金額はまったく違います。
何にいくら使う?お小遣いの内訳のめやす
学校の上限額の中で、何にいくら使うかを親子で考えてみましょう。
下の表は、考えるときのひとつのめやすです。
| 使いみち | めやす |
|---|---|
| お土産(家族・自分用) | 3,000〜5,000円 |
| 飲み物・おやつ | 1日500〜1,000円 |
| 班行動の昼食 | 1回1,000〜1,500円 |
| 拝観料・体験料 | 行き先による |
| 電車・バス代 | 班の計画による |
| 予備 | 1,000円ほど |
計算例:2泊3日で、昼食2回分と飲み物代が含まれる場合
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| お土産 | 4,000円 |
| 飲み物(3日分) | 2,000円 |
| 昼食(2回) | 3,000円 |
| 予備 | 1,000円 |
| 合計 | 10,000円 |
班の行動計画ができたら、子どもと一緒に昼食の場所や拝観料を調べておくと、必要な金額がはっきりします。
お小遣いの渡し方|1万円札1枚はNG
知恵袋でも「1万円をそのまま渡していい?」という質問がよく見られます。
おすすめは細かくして渡すことです。
| ポイント | 理由 |
|---|---|
| 千円札を多めに | お店で1万円札を出すと、おつりが多くなって管理が大変 |
| 小銭も少し | 自動販売機やロッカーで使える |
| 財布を2つに分ける | なくしたときの被害を小さくできる |
| 使ったお金をメモ | 使いすぎを防げる。しおりのメモ欄を活用 |
ICカード(Suicaなど)は使っていい?
学校によって決まりがちがいます。
使える場合も、チャージ額に上限があることがあります。
前述の白井市の例では「チャージしての持ち込みは可、1,000〜2,000円程度」とされていました。
学校のルールを必ず確認してから持たせましょう。
お小遣いで失敗しないための親子の約束
- お土産を買う人のリストを出発前に作っておく
- 1日目で使いすぎないよう、1日の予算を決める
- 余ったお金は持って帰ってくる
- 友達とお金の貸し借りはしない
お土産リストがあると、旅行先で「誰に何を買えばいいかわからない」と迷う時間が減り、班行動もスムーズになります。
よくある質問
Q.学校の上限額いっぱいに持たせるべき?
必ずしも上限まで持たせる必要はありません。
使いみちを親子で計算して、必要な分だけ持たせるのも一つの方法です。
ただし、昼食代などが含まれる場合は、足りなくならないよう少し余裕を持たせましょう。
Q.友達より少ないと、子どもがかわいそう?
学校が上限を決めているのは、金額の差が出ないようにするためでもあります。
上限の範囲内であれば、家庭の考え方で決めて大丈夫です。
Q.お土産代は別に持たせてもいい?
学校のルールに反するのでやめておきましょう。
家族へのお土産を減らしたい場合は、「家族の分はいらないよ」と伝えておくと、子どもも自分の思い出に使いやすくなります。
まとめ
- まずは学校の上限額と何が含まれるかを確認
- 昼食代・拝観料が含まれるかで、必要な金額は大きく変わる
- お金は千円札中心で、財布を分けて持たせる
- お土産リストと1日の予算を親子で決めておく
お小遣いの使い方を考えるのも、修学旅行のよい経験のひとつです。
ぜひ親子で話し合って準備してみてくださいね。

