遠方の大学を受験するとき、悩むのがホテルと親の付き添いです。
「親がついて行くのは過保護?」
「同じ部屋に泊まっていいの?」
「ホテルはいつまでに予約すればいい?」
この記事では、受験の宿泊で保護者が迷いやすいポイントを、表を使ってわかりやすくまとめました。
結論:親の同伴は「あり」。ただし試験会場へは子ども1人で
遠方での受験では、保護者が一緒にホテルへ泊まるケースは珍しくありません。
知らない土地での移動や、前日の体調管理など、親がいることで安心できる面も多いからです。
一般的なのは、前日の下見までは一緒に行動して、試験当日は会場へ子ども1人で向かうというスタイルです。
親が同伴するメリット・デメリット
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 安心感 | 知らない土地でも不安が少ない | かえって緊張する子もいる |
| 移動 | 電車の乗り換えなどをサポートできる | 子どもが自分で道を覚えにくい |
| 体調管理 | 食事や睡眠に気を配れる | ― |
| 費用 | ― | 交通費・宿泊費が2人分かかる |
大切なのは、子ども本人がどうしたいかです。
「1人で行ってみたい」と言う子もいれば、「一緒に来てほしい」と言う子もいます。
早めに話し合っておきましょう。
同じ部屋?別の部屋?部屋の選び方
| 部屋のタイプ | よい点 | 気になる点 |
|---|---|---|
| ツイン・ダブル(同室) | 費用をおさえられる すぐ相談できる | いびきや物音で眠れないことも |
| シングル2部屋(別室) | 子どもが1人で集中できる しっかり眠れる | 費用が高くなる |
| 同じホテルの別フロア | 近くにいながら自分のペースで過ごせる | 予約が取りにくい場合も |
前日の夜は、最後の見直しをしたり、早めに寝たりしたい受験生が多いもの。
予算に余裕があれば、シングルを2部屋にするのがおすすめです。
受験のホテルはいつ予約する?
結論からいうと、受験する大学の候補が決まったら、すぐに予約するのが安心です。
河合塾の「Kei-Net特派員アンケート」(2025年度)では、受験の宿泊予約を年内に済ませた人が6割以上という結果が出ています。
| 予約した時期 | 割合のめやす |
|---|---|
| 8月より前 | 2割以上 |
| 年内(12月まで) | 6割以上 |
| 1月 | 3割近く(最も多い月) |
| 2月 | 約1割 |
大学の周辺のホテルや、受験生が多い都市では、早く満室になることがあります。
2027年の主な日程
| 試験 | 日程 |
|---|---|
| 大学入学共通テスト(本試験) | 2027年1月16日(土)・17日(日) |
| 追試験 | 2027年1月23日(土)・24日(日) |
私立大学の一般入試は1月末〜2月、国公立大学の個別試験は2月下旬からが中心です。
受験する大学の日程は、必ず各大学の募集要項で確認してください。
ホテル選びのチェックポイント
| チェック項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 会場までのアクセス | 徒歩圏内か、乗り換えなしで行けるか |
| キャンセル規定 | 合格で不要になったとき、無料で取り消せるのはいつまでか |
| 朝食 | 朝食付きだと当日の朝があわてない |
| 部屋の環境 | 机・加湿器・静かな部屋か |
| 受験生プラン | モーニングコール、会場への送迎など |
特に大切なのがキャンセル規定です。
先に受けた大学に合格して、あとの受験が不要になることもあるので、取り消しの期限を必ず確認しておきましょう。
受験生向けのプランも探してみよう
大手の旅行サイトや大学生協では、受験生向けの宿泊プランを用意しています。
- 受験会場へのアクセスがよいホテルを選べる
- 朝食付き・早めのチェックインができる
- 加湿器の貸し出しやモーニングコール
大学によっては、大学生協が受験生向けの宿の案内をしていることもあるので、大学のホームページもチェックしてみてください。
前泊のときの持ち物チェックリスト
| 持ち物 | ポイント |
|---|---|
| 受験票 | コピーや写真もスマホに保存しておく |
| 筆記用具 | 鉛筆・消しゴムは多めに。大学の指定を確認 |
| 時計 | 試験で使えるもの(計時機能だけのもの) |
| 参考書・ノート | 前日と当日の朝に見直すもの |
| 常備薬・マスク | 体調を崩したときのために |
| スマホの充電器 | 乗り換えや連絡に必須 |
| 防寒具 | カイロ・ひざ掛けなど |
| 現金・交通系IC | ホテルの支払い、移動用 |
| 健康保険証 | 急な体調不良に備えて |
試験で使える持ち物は、大学や試験によって決まりがあります。
受験案内をもう一度確認しておきましょう。
前日の過ごし方のめやす
| 時間 | やること |
|---|---|
| お昼〜夕方 | ホテルに到着、試験会場までの道を下見 |
| 夜ごはん | 食べ慣れたものを、早めの時間に |
| 夜 | 軽い見直しをして、持ち物を最終確認 |
| 寝る時間 | いつもと同じ時間に。夜ふかしはしない |
試験会場の下見は、当日と同じ時間帯に行けると、混雑の様子もわかって安心です。
よくある質問
Q.親が同伴するのは、周りから見ておかしい?
遠方での受験では、保護者が付き添う家庭も多くあります。
大学によっては保護者の控え室を用意していることもあります。
周りの目より、子どもが安心して受験できることを優先しましょう。
Q.親はどこで待っていればいい?
ホテルで待つ、近くのカフェで待つ、観光をして過ごすなど、さまざまです。
試験中は連絡がつかないので、終わったあとの待ち合わせ場所を決めておきましょう。
Q.連続で受験するときはどうする?
同じホテルに連泊できると、荷物の移動がなくラクです。
受験日程が決まったら、まとめて予約するのがおすすめです。
まとめ
- 遠方の受験なら親の同伴は珍しくない。試験会場へは子ども1人で
- 部屋は予算が許せばシングル2部屋がおすすめ
- ホテルは受験校の候補が決まったらすぐ予約(年内に6割以上が予約)
- キャンセル規定と会場までのアクセスは必ず確認
受験の準備は、子どもだけでなく親にとっても大きな仕事です。
早めに準備をして、当日は笑顔で送り出してあげてくださいね。

